貴山 千鶴
それぞれの“色”に想いを込めて
働くことに楽しいイメージが持てず、大学卒業後の就職にもともと前向きではなかった私。たまたま就活サイトのスカウトメールで知ったのがながたに生花でした。
そこで心を掴まれたのが、サービスコンセプトです。
「日本で一番愛が溢れるお葬式」
「笑顔で接し、愛をもってお手伝いする」
私は、ご葬儀はしんみりとするものだというイメージを持っていました。もっと明るく、温かな気持ちで故人様を送り出せる場があってもいいのではないか。そう考えたことがあった私は、ながたに生花が大切にする「笑顔」や「愛」に強く惹かれたのです。
唯一「ここで働きたい」と心から思えたながたに生花。大学卒業後の4月に、新卒で入社することになりました。
入社してからは、先輩との関わりや業務を通してながたに生花が大切にする姿勢を直に感じる日々です。先輩方は、想像以上にお客様と明るく接していて。その明るさからは「誰よりもそばで、お客様の気持ちを受け止めよう」という寄り添いの想いが表れているように感じました。
そして、その姿を見るうちに、私も自然と「先輩方のように、寄り添える人になろう」と思うように。
さまざまなご家族の気持ちに向き合い、気づいたことがあります。
それは、故人様の人生、ご家族の気持ち、ひとつとして同じものはないということ。
たとえるなら“色”のようなものだと思うのです。
色は、赤、黄、緑とそれぞれ名前はあれど、色を作り上げる中身によってそれぞれできあがる色は異なります。同じ赤でも、混ぜるものによって濃いものや薄いもの、グラデーションなど異なる色ができるのです。
ご家族の気持ちや故人様の人生も一緒。「喜び」「悲しみ」と言葉にすれば同じでも、どんな出来事を通して何を感じるのかによって、人それぞれ違うものになるでしょう。
ご家族、故人様、それぞれの“色”に合わせて、目の前の人のためだけのご葬儀の時間を作り上げる。それが、私の使命なのだと感じています。
お客様の感情という目には見えない“色”を掬い上げるのは、決して簡単なことではありません。だからこそ、自分自身の目でお客様の様子をしっかり見て、気持ちに寄り添えるように努めています。
葬祭ディレクターとして、お客様それぞれの色を反映させたご葬儀を作る。そうすれば、その場にいる人が、故人様への気持ちとしっかり向き合い、味わえるような時間を提供できるのではないかと思っています。
それが、私が考える「故人様を想う、温かなご葬儀」なのです。
これからも現状に満足しすぎることなく、一つひとつのご葬儀に私なりの想いを持って向き合い続けていきたいです。

