中谷 浩太
二十余年目、新たなやりがいへ
ながたに生花に入社して二十余年が経ちました。しかし今、私はまるで入社時のような、昂揚した気持ちで働いています。
というのも、現在は葬儀の現場を離れ、IT推進室に所属したからです。
社内のWEBマーケティングやホームページの管理、SNS運用、DX推進など、会社のWEB周りやIT関連の業務を担当しています。
もともと、ITやマーケティングの知識があったわけではありません。しかし部署といってもメンバーは私1人。わからないことは一つひとつ調べて、試して、うまくいかなければまたやり直す。そんなトライアンドエラーを繰り返す毎日なのです。
私は、高校を卒業してすぐにながたに生花に入社しました。入社した頃、現場の業務は今とはまったく違う形でした。
若い方には少し想像しにくいかもしれませんが、当時は葬儀会館ではなく、ご自宅で葬儀を行う「自宅葬」が一般的な時代だったのです。倉庫に物品を取りに行き、ご遺族のお宅や地域の集会所に搬入して葬儀会場を設営する。それが日々の業務でした。
その後、ながたに生花にも会館が一つ、また一つと増えていきました。それに伴い、葬儀の形も大きく変わっていったのです。
自宅葬が中心だった時代から、会館葬へ。そして最近では、家族だけで行う小規模な「家族葬」が主流になっています。私はその変化を、ずっと現場で体感してきました。
長く現場にいた人間ですから、やはり現場が恋しくなることもあります。ご遺族と直接向き合い、一つひとつの葬儀をつくりあげていくことのやりがいは、この仕事を続けてきた理由のひとつだったからです。
それでも、私は自分の意志で現場を離れました。
ながたに生花という会社全体を見たときに、自分が今必要とされている場所がIT推進室だと思ったからです。
WEBマーケティングの世界では、大手の葬儀会社が多くの広告費をかけて集客を行っています。それでも、地域の会社として負けたくない思いがあるからこそ、勉強を続けながら分析を重ね、試行錯誤を繰り返しているのです。
私は、出来ていませんと言い訳をしたくありません。だからこそ、期限がある仕事は必ず間に合わせる。言われる前にやる、そのために努力する。それが自分のやり方なのです。
20年以上この会社にいても、新しく学ぶことはまだまだたくさんあります。それはきっと、ながたに生花という会社が進化し続けている証でもあるのだと思います。
自分が必要だと思う場所に行き、そこで役割を果たす。それが今の私の使命であり、やりがいなのです。

