大藏 啓文 (統括部長)
ながたに生花でよかった
ながたに生花に入社したのは2007年のこと。しかし、会長をはじめとしたながたに生花の方々とお会いしたのはもっともっと前のことでした。
10代の頃、私は花屋で働いており、ながたに生花ともそこで出会ったのです。
みんなまだ若い私をとても気にかけてくださって。当時社長だった現会長がお父さん、常務取締役がお母さん、そして今の社長がお兄ちゃん。まるで家族の一員になったようでした。
それからは事情があり「いつまでも形に残るものを手がけたい」と建築業へと転職しました。
しかし違和感を覚え、そちらも一年で退職してしまいました。
そうして気がついたのが「私はモノではなく、それを通じて喜んでくださる人、お客様が好きなのだ——」ということでした。
その後ご縁があり、ながたに生花に入社、葬祭業に携わることとなりました。
現在は統括部長として現場を退き、教育や会社の運営に注力しています。
管理職となったばかりのころ、私はある悩みを抱えていました。お客様への熱量について、現場の社員たちと自身とで大きな差を感じていたのです。
「困っている方々は目の前だけでなく、大勢いらっしゃる。だからもっともっと頑張らないといけないのに現場は満足してしまっている。現場と私の向いている方向が違うのだろうか」あまりの違いに戸惑いを感じてしまうことすらありました。
原因は、視点の差でした。
現場の社員たちの視点では、目の前のお客様に尽くすことでVision「なくてはならない存在へ」を叶えられるように見えます。私だってそうでした。
しかし現場から離れて俯瞰してみると、Visionを叶えるためにはお客様に寄り添い尽くすだけでなく、潰れない会社としても成長しなければいけないと気がつくのです。
同じものを見つめているはずなのに、みんな、それぞれ考え方が違ってきてしまう。Visionを叶えることは、それだけ魅力的で難しいものなのだと思います。
Visionを達成すること。
それはながたに生花の考え方をたくさんの人へ伝えることを意味します。
多くの事柄を吸収する20代の時期にながたに生花と出会えて、私は人として大きく成長できました。「亡くなった方を、自分の家族だと思って接しなさい」という会長の教えは、今でも忘れることができません。
ご遺族様と家族のような関係となって、関係の浅い人間にはお願いできないこと、たとえば「火葬場へ向かう前に、好きだった公園の前を通ってほしい」といった大切な要望を叶えてさしあげる。そうすることでご遺族様は、故人様からの最期の贈り物を受け取れるようになるのだと思います。大切な方の死という悲しみから、希望を掬い上げお届けする。
このながたにの心を、考えを、Visionを叶えることでたくさんの方へ伝えていきたいのです。
「ながたに生花でよかった」
お客様にも社員にも、関わったすべての方にそう感じていただけるよう、これからも頑張っていきたいです。

